ヤマダシステムの開発・設計思想
お客様に安心して長く使って頂けるような製品にしたい。
高性能で使いやすく、なにより壊れないドライヤーを目指して製作しています。
構造設計
ドライヤーでもっとも重要となる風量を最大限に出せるように設計しています。
空気の吸い込み口である吸気部分の面積を大きくすることで、吸気時の空気抵抗を減らし、
ドライヤー内部の構造も空力特性を踏まえた上で、取り込んだ風を効率的に吹き出し口へ送り込めるように設計しています。
空気の流れに無駄がない為、大風量でありながら静穏性もあります。
電気回路設計
国内の一般電化製品で使用できる電力は最大で1500Wまでと決まりがあります。
ヤマダシステムのドライヤーはその1500Wの電力を最大限に引き出すようにする為、
暖かい風で使いたい場合はヒーター部分に電力を集中させ、
大風量で使いたい場合にはファン部分へ電力を集中させるような回路設計を行っています。
安全面においても、温度センサーを複数配置し、モーターの異常感知も含め、
ヒーターが熱くなり過ぎる事故が起きないように安全に配慮した設計をしています。
デザイン・ユーザビリティ
右利きの人でも左利きの人でも使いやすいように、操作部分のレイアウトは本体中央に配置し、
手を伸ばした時にボタン類が操作しやすい角度となるように筐体を設計しました。
ツマミの操作感(回したときのトルク)や、電源スイッチを押し具合など
スイッチ類の操作感にもとことん拘って、部品を選定しています。
メンテナンス性、操作性
ワンタッチで取り外して清掃が可能な外付けフィルターや
本体を移動しなくても当てたい部分に風の向きを変えられるカールノズルなど
使いやすさを意識した製品に仕上げました。
本体を止めるネジ部分の固さも自分で好きな固さに調整できます。
品質・部品選定
10年使っても壊れないようにする為、使用している部品は細かく厳選しています。
組み込みも自社工場にてひとつひとつ丁寧に作り上げ、安全に動作することを確認した上で出荷しています。
最後に
ペットドライヤーを設計、開発、製作して30年になる
ヤマダシステムだからこそ気が付くアイデアを盛り込んだ製品です。
多くのユーザー様から頂いた意見を反映した製品になっているかと思います。
末永くご愛用して頂けますよう、どうぞよろしくお願い致します。